始めよう、年代に合った食スタイル
ホルモンの急速な低下という体の変化に脳が追いつかないために起こる体の不調、ホルモンの減少のスピードがゆるやかになれば、脳と体のバランスがとりやすくなります。ですが、女性ホルモンの減少は自然の摂理。分泌量自体を増やすことはできません。
大豆や大豆製品などから、女性ホルモンの働きを補うことおすすめします。
大豆には、「
イソフラボン」という成分が含まれており、女性ホルモンと似た作用をもっています。
イソフラボンは、肌や髪をつややかにして、心と体のバランスを整えてくれる女性に嬉しい栄養素です。
更年期
障害の重い方はミネラル・ビタミン不足にご注意ください。
食生活の乱れ、ストレスの多い生活をすると更年期障害が重くなると言われています。
また、近年学会で
亜鉛・セレン・銅・カルシウムなどのミネラル類、ビタミンB群、ビタミンEなどの微量栄養素が不足すると更年期障害が重くなると指摘されています。
女性ホルモン(エストロゲン)には活性酸素を除去する強い作用(抗酸化作用)があります。
しかし、エストロゲンの分泌量が低下すると活性酸素は充分に処理されにくくなります。
過剰な活性酸素は性ホルモンのバランスを乱し、更年期障害を重くします。
更年期障害を穏和するためには、活性酸素を処理する酵素の働きをアップさせる
亜鉛・セレンなどの必須微量ミネラルを積極的に摂取することがとても大切となります。
女性ホルモン(エストロゲン)は、亜鉛と結合してその働きを発揮することができます。
亜鉛が不足するとエストロゲンの働きが不充分となり、更年期障害を重くなる心配があります。
また、
亜鉛は、中枢神経機能に重要な役割をもっており、神経伝達様物質といわれています。「憂うつになる」「怒りやすく、イライラする」といった状態は、亜鉛不足でさらに重くなる傾向があります。
亜鉛は、牡蠣やアスパラやマカなどに多く含まれています。
女性ホルモンであるエストロゲンは破骨細胞の働きを抑制して、骨からカルシウムが失われるのを防ぐ役割を果たしています。
このため、エストロゲンの減少は心身の不調のみならず、骨密度の低下を引き起こすことがあります。
ですから、カルシウム摂取をより心がけねばなりません。
カルシウムは体に吸収されにくい性質がありますが、牛乳や乳製品は比較的、吸収率が高くなっています。
大豆食品と合わせて、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品もこの年代には欠かせない食材です。