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便秘下痢もさようなら!

乳酸菌を取り入れて
がんに負けない腸をつくろう

現在、女性のがん罹患率・死亡率のトップは大腸がん、これは女性に便秘の人が多く、便が大腸の中にとどまる時間が長いことが大きな理由と考えられています。また、実際に大腸がんになった人の腸を調べると、乳酸菌が少なく、悪玉菌が優勢になっていることがほとんどなのだそう。つまり、大腸がんの予防には、毎日の生活に乳酸菌食品を取り入れ、腸の免疫力を高めることが必要といえます。なお、大腸がんはごく初期の段階であれば、切除して完治できる病気。
慢性便秘の人や、家族に大腸がんの人がいる場合は、ぜひ一度大腸検診を受けてみましょう。

野菜をきちんと食べてるのに、毎日気持ちのいい便通がない・・・・。
女性に多いそんな悩み、腸の中で乳酸菌が弱っていることが原因かもしれません。

乳酸菌で
腸大満足!

腸の中はさまざまな細菌でいっぱい!
私たちの腸の中には、おおよそ100兆個以上の細菌がすみついています。
とくに大腸の中は細菌で埋めつくされ、その様子はまるで広大な花畑のように見えるため「腸内フローラ」と呼ばれています。
健康な便通があるのは乳酸菌のおかげ!
腸内の細菌のうちの最大派閥であり、腸のために日夜働く善玉菌が「乳酸菌」。
腸内で悪さをする悪玉菌を退治して、便秘や下痢にならないよう便通を整えたり、体の免疫力アップに貢献したりと、なくてはならない頼もしい細菌です。
私たちの腸の健康は乳酸菌が支えている
私たちのエネルギー源である食べ物から必要な栄養分を吸収し、不要なものを弁として排出するなど、生命維持に欠かせない重要な役割を担っている腸。
24時間フル活動する腸の働きを支えているのが、小腸から大腸にかけてすみついている「乳酸菌」です。
乳酸菌は、腸の中で食べ物を分解して乳酸をつくり、腸内を弱酸性に保つことで、悪玉菌の繁殖を抑えます。
すると、腸の働きが活性化され、便秘や下痢が起こりにくくなるのです。また、悪玉菌がつくり出す毒素を無害化して体内から追い出すことで、大腸がんの発生を抑えるともいわれています。

出典・・・・・・・・オレンジページ 村西博司先生/監修(赤坂胃腸クリニック院長)

便秘も下痢もさようなら!

体の中のサバイバルストーリー
乳酸菌の冒険
乳酸菌は、食べ物を通して私たちの体内に入り、やがて腸にたどりつきます。
そして、さまざまな働きをし、役目が終わると死んで便とともに排出されるのです。そんながんばり屋の乳酸菌の、体内での一生を順に追ってみましょう。

STAGE1 口/食べ物といっしょに体内へGO!
食べ物は歯でかみ砕かれ、唾液によって一部分が糖質に分解されます。
このときの乳酸菌はまだまだ元気いっぱい。
口から入った乳酸菌は30秒~1分ほどで胃に送り込まれます。
STAGE2 胃/強力な胃酸攻撃に遭遇
  生き残るのは1%以下
乳酸菌にとって最初にして最大の難所。
体外から入ってくるほとんどのものを溶かしてやっつける強力な胃酸で、なんと99%以上の乳酸菌が死滅してしまいます。
生き延びたわずかな乳酸菌は、消化された食べ物といっしょに2~4時間ほどかけて小腸へと移動していきます。
STAGE4 大腸/悪玉菌と戦いながら、いよいよ本領発揮!
 
大腸の長さはおおよそ1.5m。小腸で吸収されなかった食べ物のかすがゆっくりと移動してきいき、その間に水分が吸収されて硬くなり、しだいに便になります。この間にかかる時間は、数時間~半日ほど。
乳酸菌はこの間に爆発的に増えていき、大腸のあちこちに散らばってさまざまな仕事を始めます。
また、胃酸で死滅した乳酸菌の死骸もここまで運ばれて、一部は元気な乳酸菌のえさになります。
STAGE5 便/役割を終え、便として体の外へ
 
ほかの菌と戦ったり、有害物質をつかまえたりと腸の中で充分に働いた乳酸菌は、寿命を迎えて食べかすとまとまり、便の一部となってその一生を終えます。健康な人の便は、その7~8割が水分、残りの半分ずつが、食べかすと腸内細菌の死骸です。

大腸の中で、乳酸菌はこんなに働いている!

①悪玉菌と戦う!
腸の中では、ありとあらゆる菌どうしがつねに激しい縄張り争いを繰り広げています。そのなかの二大勢力が、乳酸菌に代表される体にいい働きをする「善玉菌」と、悪さをする大腸菌などの「悪玉菌」。乳酸菌は食べ物を分解して乳酸菌をつくり、腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の勢力を抑えます。
さらに、悪玉菌がつくり出す発がん性物質や、便に含まれる有害物質を無害化し、日々がん発生の芽を摘んでいます。しかし、勢力争いは腸に入ってくる食べ物によって大きく左右されます。
とくに野菜不足の腸では、乳酸菌はつねに苦しい戦いを強いられます。
②日和見菌とにらみ合い!
ふだんは何もないのに、乳酸菌が劣勢になったとたんに悪玉菌の味方をするやっかいな存在が、第三の勢力「日和見菌」。乳酸菌はつねに日和見菌を牽制しながら活動しています。
③便秘や下痢を防ぐ!
悪玉菌の勢力が強いと、腸の働きが鈍くなり、便の流れが滞って便秘がちに。また食あたりなどで病原菌がはびこると、その毒素などによって腸の水分吸収力が落ち、便が水分の多いまま排出されて下痢になります。乳酸菌は、腸内を弱酸性にして悪玉菌や病原菌の増殖を抑え、毒素を無害化し、便秘や下痢を防いでいます。
④腸に先住している乳酸菌を刺激!
生きて腸にたどりついた乳酸菌は、勢力を拡大するため爆発的な増殖を開始します。すると、すでに腸にすみついている乳酸菌が刺激され、自分たちの縄張りを守ろうと活発に動きだし、腸と乳酸菌の働きが活発になります。


もっと効かせる!

乳酸菌のとり方のコツ

腸まで生きて届く乳酸菌はごくわずか。でも、より効率やく&元気よく腸で働かせるためのポイントが、じつはとり方にあるのです。そこで、今日からすぐに使える5つのコツを大公開!なお、乳酸菌と腸のためには、日々バランスのとれた食事をとることが大前提です。

①最低でも2日以上は同じ乳酸菌をとろう

乳酸菌の効果を見極めるには、一定期間続けてとることが大切。
乳酸菌が腸に届き、きちんと増殖して力を発揮するまでの時間は人それぞれですが、毎日健康な便通がある人で約2日。
ですから、便秘がちな人は最低でも2日以上、同じ乳酸菌食品を続けてとるようにしましょう。

①少量でもOK!毎日とろう

乳酸菌は、一度に大量にとるより、毎日少しずつでも腸に送り込むことが大切です。胃酸でそのほとんどが死んでしまうとはいえ、死骸もほかの元気な乳酸菌のえさになります。
ヨーグルトはもちろん、みそ、キムチなどの発酵食品にも乳酸菌は含まれています。毎日無理なく続けられるものを選びましょう。

①食後にとって生存率アップ!

生きたままの乳酸菌を少しでも多く腸に届けるためには、胃酸が濃い状態の空腹時にとるより、食べ物の消化で胃酸が薄められている「食後」にとるほうが効果的。ヨーグルトや乳酸菌飲料などを、食後のデザートにするといいでしょう。

①オリゴ糖や食物繊維をいっしょにとろう

腸の中の乳酸菌を増やすためには、乳酸菌のえさとなるオリゴ糖をいっしょにとるのがベスト。オリゴ糖は普通の砂糖と比べて大腸まで分解されずに届きやすく、さまざまな善玉菌のえさになります。はちみつなどに含まれているので、ヨーグルトにかけて食べるのもおすすめ。
また、便秘の人は食物繊維もとるように心がけましょう。
食物繊維は、便のかさを増やして腸の動きを刺激し、乳酸菌の働きをサポートします。かぼちゃやれんこんなどの野菜や、納豆にも豊富に含まれています。

①効果を感じられなければ、菌の種類を替えてみよう

取り入れた乳酸菌が力を発揮できるかどうかは、腸に先にすみついている乳酸菌との相性にも左右されます。
せっかくとった乳酸菌も、先にすみついている乳酸菌の刺激にならないものだと、うまく働くことなくそのまま排出されてしまうことも、毎日ずっととりつづけているのに、便通の改善などが実感できない・・・という場合は、違う種類の乳酸菌を取り入れてみましょう。

もっと効かせる!
腸のベストパートナー

注目の乳酸菌6


そもそも「乳酸菌」とは、糖類を分解・発酵する過程で「乳酸」をつくる菌の総称。その数は、発見されているものだけで350種類以上!姿形から、大きく「乳酸桿菌」と「乳酸球菌」に分けられます。
そんな乳酸菌のなかでも、とくに身近でその機能が注目されている6種類の「菌属」をご紹介。それぞれの中で、さらに細かく「○○種」「○○株」と分かれていますが、乳酸菌は株単位で性質が異なるといわれるほど数多くの種類があり、これからの研究に期待が集まっています。
「植物性乳酸菌」って?
一般的に、野菜や大豆などの植物性の発酵食品に生息している乳酸菌のことをさします。キムチや漬もの、みそなどに含まれている乳酸菌がその代表。これらの乳酸菌は、激しい温度変化や強い酸の中など、過酷な条件下でも生息できるため、生きたまま腸に届きやすいのではないかと考えられています。

乳酸桿菌の仲間
棒状など、直線的な形をしている乳酸菌

●ビフィドバクテリウム
いわゆる「ビフィズス菌」の正式名称。ビフィドとは「枝分かれした」という意味で、増殖するときのⅤ字やY字形になるのが特徴。腸の中に母乳を通して初めて入る菌。
●ラクトバチルス
「LB菌」とも呼ばれ、昔からヨーグルトを作るのに使われてきた菌。
自然界や人間の中にも存在している。

乳酸球菌の仲間
球形をしている乳酸菌。
単体のもの、2つ以上が連鎖しているものなどがある。

●エンテロコッカス
エンテロとは、「腸の中」という意味。2001年に新しい菌株EF2001が発見され、とくに花粉症への効果が期待できるといわれている。
●ラクトバチルス
「LB菌」とも呼ばれ、昔からヨーグルトを作るのに使われてきた菌。
自然界や人間の中にも存在している。
●ラクコッカス
牛乳にもともと含まれ、チーズ・バターなどの発酵乳製品に存在している。
●ペディオコッカス
野菜の酢漬けであるピクリスなどに存在している。
●リューコノストック
ドイツ料理として有名なザワークラウト(キャベツの酢漬け)や、ワインに存在している。

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